歌が上手くなる方法|家でできる練習を順番どおりに

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練習の情報はいくらでも出てきますが、順番を間違えると時間がかかります。ここでは家でできることを、効果が出やすい順に並べます。

最初にやるのは「録音して聴く」

いちばん効くのに、いちばんやられていないのがこれです。歌っている最中に聞こえている自分の声と、録音された声はまったく違います。まず1曲まるごと録って聴き返してください。音程・リズム・語尾の処理のどこが崩れているかが、それだけで見えてきます。

自分の声を聴くのが苦痛な人は多いですが、そこを越えないと改善点が分かりません。数回で慣れます。

順番に取り組む4ステップ

  • 1. 音程:合っていない箇所を特定して、その部分だけゆっくり合わせる
  • 2. リズム:走る・もたつく箇所を、原曲に合わせて手拍子で確認する
  • 3. 声量と息:フレーズの最後まで同じ強さで出せるかを見る
  • 4. 表現:ここまでが安定してから、抑揚やニュアンスに進む

表現から入りたくなりますが、音程とリズムが崩れている状態で表現を足しても、うまく聞こえません。

声を出せない家でもできること

  • 音源を聴きながら、口だけ動かして歌詞とリズムを合わせる
  • 録音した自分の歌と原曲を交互に聴いて、違いを書き出す
  • 腹式呼吸の練習(息の練習は声を出さなくてもできる)
  • 歌詞を音読して、言葉の区切りと息継ぎの位置を決める

毎日やるべきか、どれくらいやるか

30分を週2回より、10分を毎日のほうが向いています。声は筋肉と感覚の両方を使うので、間隔が空くと感覚が戻ってしまいます。ただし喉に違和感がある日は休んでください。

独学で伸びなくなる境目

録音して自分で気づける範囲は、独学でも進みます。止まりやすいのは、問題は分かるのに直し方が分からない段階です。「高い音で苦しくなる」「なぜか響かない」といった、体の使い方に関わる部分は、外から見てもらうほうが早く進みます。ここまで来たら一度プロに聞いてもらう価値があります。

同じ曲を録り直すサイクルの作り方

  • 1. 通しで録る:直したくなっても最後まで止めない
  • 2. 聴いて1つだけ決める:気になる箇所を全部直そうとしない
  • 3. その1点だけ練習する:フレーズ単位で繰り返す
  • 4. もう一度通しで録る:直った分と、崩れた分の両方を確認する

1回のサイクルで直すのは1つだけにするのがコツです。複数を同時に意識すると、どれも中途半端になります。

選ぶ曲で伸び方が変わる

練習曲は、いま出せる音域に収まっていて、テンポが速すぎないものが向いています。好きな曲でも、原曲キーが限界ぎりぎりだと、力むことばかり覚えてしまいます。キーを下げて歌える曲を1曲仕上げてから、難しい曲に進むほうが、遠回りに見えて早く着きます。

上達を実感しにくい時期がある

練習しているのに変化を感じない時期は必ず来ます。感覚が先に育って、声がついてこない段階です。ここで録音を残しておくと、1か月前と比べたときに違いが分かります。記録がないと「変わっていない」と感じたまま止めてしまうので、月に一度は同じ曲を録っておくことをおすすめします。

音程が合っているかを確かめる方法

自分では合っているつもりでも、実際にはずれていることがあります。ピアノアプリや音程を表示するアプリを使うと、どの音がどちらにずれているかが見えます。特に多いのが、高い音に向かうときに届ききらず下から入るパターンと、伸ばしている間に音が下がっていくパターンです。どちらも録音だけでは気づきにくいので、可視化できる道具を使う価値があります。

練習の記録をつける

  • 日付と、その日に練習した曲・フレーズ
  • 気になった点(1つだけ)
  • うまくいったこと(1つだけ)
  • 喉の状態(違和感の有無)

メモは数行で十分です。振り返ったときに、同じ箇所で何度もつまずいていることに気づけます。感覚だけで進めると、同じところを繰り返しがちです。

よくある質問

どれくらいで上手くなりますか?

音程とリズムの精度は数週間で変わる人が多いです。声そのものの変化は数か月単位でみておくと現実的です。

カラオケに行かないと練習できませんか?

録音と聴き返し、息の練習は家でできます。大きな声を出す練習だけカラオケを使う形でも十分です。

歌が上手くなるアプリは効果がありますか?

音程の可視化には役立ちます。ただし体の使い方までは分からないので、そこは別の手段が要ります。

何曲も練習したほうがいいですか?

1曲を仕上げきるほうが早く伸びます。同じ曲を録って直すサイクルを回してください。

まとめ

  • 最初にやるのは録音して聴くこと。改善点はそこにしかない
  • 音程 → リズム → 声量 → 表現の順に進める
  • 10分を毎日のほうが、まとめてやるより向いている
  • 「直し方が分からない」段階が独学の境目

採点で数字を上げたい場合はカラオケの点数を上げる方法、独学の限界については独学ボイトレのやり方と限界で詳しく書いています。

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